最強少女は恋をした

私の家から歩いて10分のところに学校がある。

…この学校ってやっぱ大きいなー。
迷子になる自信あるね!
でも今回は、迷子にならないんだよ。理事長から地図もらったから。理事長ナイス!

えーと、理事長室は2階に上がって右に曲がったら大きい扉が…


…うん
あったよ。扉があったよ。
…デカ過ぎじゃね?しかも高級品って感じの柄だし。

コンコン―
ガチャ―
『失礼しま「苺ー」…失礼しました。』

バタンー

あれ?可笑しいな?なんか変な人が居たような気が…

ガチャ―
「なんで閉めたの?!」
『なんで居るの?』
「ここ俺の学校だから。まぁ入ってよ!」

―――


「苺ー。なんか俺の扱い冷たくねぇ?」
『…気のせいですよ。』
「……」

今一緒に話していた人=理事長は
崎 健太サキケンタ
私が小学校の頃から遊んでくれてた人。バカだった健ちゃんがここの理事長だったとは…

『で、健ちゃん。私の担任の先生は?』
「あー、今呼ぶ。」
そー言って、放送で呼び出した。

ピンポンパーンポーン
「馬場先生、至急理事長室まで来てください。」

ん?馬場?…もしかして?
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