俺様王子とキケンな契約!?
「へぇ、男慣れしてないんだ。」
あたしの反応を見てそう言った男は、首筋をツーとなぞった。
「…っ、や……」
身体に全く力が入らない。
どんどんと力が抜けていく。
涙を堪えて睨むと男は怪訝な顔をした。
「そんな顔で睨まれると止まらなくなっちゃうけど」
ニヤリと余裕そうに微笑んだ男はゆっくりと顔を近づけてくる。
あたしは強く目をつぶった。
どうしていつもこんなことに……
また、神矢くんにバカだの疎いだの怒られるんだろうな……
もう一層の事、バカでも何でもいいから……っ
────助けて……っ
そのとき、ピンポンパンポーンと
校内放送の知らせが響いた。