私たち
出逢いは、二人が高校生のときのことだ。



「あんた、駿先輩と付き合ってんの?」


当時一年生だった真結はいつも通り学校へ行くと、いつもなら目も合わせないようなクラスの派手なグループに話しかけられた。

そのまま空き教室に連れて行かれた。


いわゆる、『呼び出し』というものだ。



地味な真結にはこんなこと初めてだった。

経験のなさからか寒さからなのか、


空き教室に来てからというもの真結はずっと震えていた。



早く、帰りたい。

でも、そんなことは口が裂けても言えない。


いうことを聞けば、すぐに帰してくれるかも。

そんな淡い期待が、叶うわけもなかった。


ガラガラっと音がした後、重いドアを開けて入ってきたのは、リーダー格の女子とーーー


「舞衣恋?!」

舞衣恋が教室に入ってきてからというもの、

私の周りを囲んでいる子達はずっとクスクス笑っていた。


「なっ、、、
 


舞衣恋、どうしたの?」



何で、ここにいるの?

何で、あの人と一緒にいるの?


驚きと共に、聞きたいことがいっぱいあった。

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