こちら、なんでも屋でございます【2】
007



「ルシファーどうするんだ?あの使い魔を殺したが」
「あぁ…あのエンジェルは死んではいないわ」
「エンジェルだと?」
「気づいていなかったの?使い魔とかぬかしてたけど…あれは天使共に仕える
エンジェル。ま、あの程度の羽を見ても気づかないなんてメフィストフェレス、少し勘が鈍ったんじゃなくて?」
「鈍ってなどいないさ。お前の話によるとアイツ等狩人は天使…」
「そうね、あくまで予想だけど…。ま、エンジェルを従わせる程の持ち主って事は確かよ」
「フッ……面白くなってきたな」
「そうね…天使共が居たほうが殺し甲斐があるってものよ…」


ルシファーは手にもっていた肉片を頬張る。


「……クソまずいわ」
「腐ってる、この世はすでに…」
「私達で悪の王国を築きあげましょうメフィストフェレス…っ」
「あぁ…ルシファー」



二人の笑い声が建物内に響き渡った。




「ショータイムよ……八神、綺羅」






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