【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!




もうすぐ、飛行機の時間。


私の心に何かが住んでいるかのようにざわざわと騒ぎ出す。



いてもたってもいられなくて、私は、
朝陽くんに言う事にした。



電話をかけると朝陽くんは電話に出てくれた。


『…どうした?』


「あ、のね?今になってごめん。莉子ちゃんが今日、」


『ん?』


「アメリカに帰るの。」


『え?』


朝陽くんの声から驚いている顔が想像できた。


そして、私は黙っていた理由、
出発の時間を伝えた………



電話を切った時、私の心は穏やかになっていた………



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