【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「来愛………」
「ん?」
「また来ような。」
朝陽くんはそう言って、笑う。
「もっちろん!絶対来ようっ!」
私は自分で思っている以上に、
はしゃいでいた。
「なぁ来愛…」
私は名前を呼ばれて花火を見ていた目を
朝陽くんに移す。
ちゅ。
「…………」
あまりにも不意打ちのキスで
私の動きは止まった。
周りの音が聞こえなくなるくらいに、
私達だけの世界になった気がした。