【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!




彼は一体いくつで


『ユウって呼んで』そういわれたけれど、
苗字も知らない。


家族は?


私はそんなことを考えながら
脱衣所を出てリビングに向かった。


「あ、あの、ありがとう……」


「うわっ!!やっぱり僕のだと大きいね……」


ジャージを貸してくれたけれど、
上はお尻が隠れるくらいまで長いし、
下は引きずってる。



「だ、だいじょう……」


「妹の貸そうか?」


「え?」



妹さんいるんだ……



「妹、キミと同じくらいの身長だから……」


「これで大丈夫です!!ありがとう……」





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