◎☆ Margaret*
いつもの様な柔らかい笑顔で、
花とお菓子を持って来てくれた。

でもわたしは複数な感情を
抑える事が出来ずに、
生まれて初めて自分の汚れた意見や
暗い感情を表に出した。

言葉は止まらなかった。
涙も止まらなかった。
大声で、罵声を浴びせた。

那由太さんは驚いていた。
でもすぐにいつもの柔らかい笑顔で
「大丈夫だからね。」
って言って抱き締めてくれた。

背中を撫でる手ときつく回された
力強い腕を愛おしく感じた。

妙に安心して、余計に涙が流れていった。

離れようとする体を留めたくて
強く、強く抱き締め返した。

撫でていた手は上へ移り、
頭をぽんぽん撫でられた。

いとも簡単に体は離れてしまった。

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