flowergirls library Ⅱ

ブワッ!

怨念が一気に出て行く。

それぞれの恨みをはらしに。

「楓!」

紫苑が駆け寄って来る。

紫苑を見て安心した僕の体から力が抜けた。

「っと・・・・大丈夫か?楓」

紫苑が僕の体を支える。

「てか、めっちゃ軽!?何で!?」

紫苑が驚いている。

僕、そんなに軽いかな?

そんなことを考えてると、

紫苑がいきなり、頭を撫でてきた。

「・・・・楓・・・・ごめん・・・・ありがとう・・・・もう、大丈夫・・・・だから・・・・泣くなよ・・・・」

え?泣いてるの?

すると、更に涙が溢れてくる。

「ぅ・・・・あぅ・・・・紫苑・・・・紫苑・・・・怖っかった・・・・よぉ・・・・」

「うん。ごめんな・・・・」

「ぁぅ・・・・ほんっとに・・・・怖かったぁぁ・・・・」

「うん・・・・でも、楓のお陰で全部終わったよ」

「ぅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・・・・・・」

そして僕は意識を手放した。










< 153 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop