スレイブプリンセス
食堂の周りじゅうに笛の音が響く。
そして、鳴り終えたのと同時に使用人たちがバタバタと倒れていった。
ラスフォールは膝を立てて倒れていなかった。
嘘…。なんで、倒れないの?
ラスフォールが口を開くのと同時にビクッとする自身の体。
「その笛…俺を避けるための笛だな…」
息は切れてるもののまだ意識はあるみたいだった。
「な、なんで……」
「それはこっちのセリフだ…。」
私は後ろへ後ずさりする。
ラスフォールの私を睨む目が怖い。
…これじゃあ、私が悪者みたい…
こんなことやりたかったわけじゃない…
ただ自分の身を守りたかっただけなのに