危険なキス
どうしよう……。
このままじゃきっとあたし、うまく抵抗出来ない。
先生に身をゆだねてしまいそうになる。
ちょっと前までは嫌だった。
一度シてしまっても、もう二度とあんな馬鹿なことはしないようにしようと誓ってた。
だけど……
今のあたしは
心のどこかで、先生を求めている自分がいる。
「せん………」
キーンコーンカーンコーン……
「!!!」
その時、現実から呼び覚ますように鐘の音が聞こえた。