オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー
私と部長を新連載の小説の主人公にされるのは複雑な心境だが、執筆の神様が降臨したお母さんは夢中でプロットを作り始めた。


私達は邪魔をしちゃいけないと思い、部屋を出てエレベーターホールへと向かう。


「お前の好みのタイプってどんな男だ?」

「え、あ…私の好みのタイプですか?」

「顔は勿論イケメンで身長は180センチ以上、収入は年収で1000万以上、性格は意地悪な所があるけど、隠れた優しさを持った男性がタイプです」

「そんな男何処に居るんだ?」

「部長のお知り合いで居ませんか?」

「いねぇよ」

部長は即答して、エレベーターの下のボタンを押した。


「残念ですね・・・」

「いや一人だけ居る…悠真だ・・・」

「悠真?」

「周防悠真(スオウユウマ)…周防ホールディングスの関連会社『周防建設』副社長だ」

「ええ~っ!?『周防建設』の御曹司ってコトですよね。部長って凄いお友達が居るんですね」

「でも…アイツは俺と同じでオンナにはだらしがないと言うか・・・」

「部長って女性関係にだらしがないんですか?」

「うるさい…今は過去の過ちを悔い改めている途中だ」

「へぇー」

「香奈枝の件で暫くは仕事に生きるコトにしたんだ」

「部長は大きな新商品開発プロジェクトも任せされているし、仕事に生きるコトはいいコトです。頑張って下さい」

「お前に言われたくない」





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