オフィスラヴ－鬼上司の対処方法ー

部長はタクシードライバーに行き先を告げた。


「それは部長のマンションでしょ？」


「そうだ…」


部長は私をジッと見つめて頷く。



「お前一人で部屋に帰すのは心配だ。俺の部屋で泊まれ」



「泊まれと言われても…」


「綾部お前は俺が間違いを犯すと思ってるだろ？」



「別に…部長のコトは信じています…」



「信じてるか…」


部長の顔色が急に切なげに見えた・・・