そしてまた、キミに。
さっきの自分の心境を思い出してみようと、頭の中で時間を巻き戻す。
うーん…………
「…あ」
一番初めまで戻ったところで、全く別のことを思い出した。
「?…
なーに?この紙」
「なんかアタシの下駄箱に入ってた」
「下駄箱に?
もう中は見た?」
アタシは首を横に振って、
折りたたまれた謎の紙を開いた。
「…なにこれ」
「コレ…本当にアタシ宛だよね」
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話があります。
明日の昼休み、体育館裏の
倉庫の前まで来てください。
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