顔をあげて

変化

私はいくあてもなく走りつづけ、また前きた神社の階段で足をとめた。

階段に座り血がにじむ足をみて涙が溢れた。
『消えたい…』


外はだんだん明るくなってきそうで凍えるほど寒かった。

「おっ、また寂しそうな背中みっけ♪」
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