大人になりたい
第4章★あなたに伝えて★

次の日………

あのキスが忘れられない。
だって、妄想したことが現実におきてしまったわけで…


「夏希ー?どした?」

ふと、春子に肩を叩かれる。

「春子ぉぉぉ!」

「?どーしたのよ?今日ずーっとぼーーっとしてるけど…なんかあった?」

私は昨日のことを春子に話した。

「き、きすぅ?」

「しーーーーっ!声大きいから!」

「ごめんっ!でもでも、キスって……………ことは……………付き合ったとか?」

「それが…別に告ったわけでもないし…告られてもないし………………」

「よし!夏希!告りなさい!
大丈夫よ!うまくいくって!」

「そ、そんなこと言ったって…心の準備ってもんがあるでしょ…………」

「大丈夫!ほら!早く行きなさい!今日はもう授業終わったし!」

ポンっと背中を押されて廊下に出ると目の前に…
先生がいた。

思わず目をそらす。

だって、キスされてるんだよ?
意識しちゃって目も見れない。

「…瀬川?なんで目逸らした?」

「そ、逸らしてないです。」

「じゃあ、こっちみて?」

無理だよ…………見れるわけない…

いつまでも下をむいている私の手を先生はグイッっと引っ張ってセミナー室に連れてきた。

「あの…?」

「なに?なんか、あったのか?」

………なにかって…
先生のことで悩んでるのに…………

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