大人になりたい

慶太side

「お待たせー。」

って……………おい!
何で夏希寝てんだ??

「おーい?」

「んんーー…けぃ……た…」

お、俺?

「おーい、風邪ひくぞ?つか、明日学校だぞ?」

「んー」

「夏希…寝るの?」

夏希が目を擦りながらぼーっと俺をみる。
「ご飯…食わねぇの?」

「たべ…たいけど…ね、ねむ……………」

まぁ、いいか。
明日作ってやればいいしな。

「運ぶぞ?部屋どこ?」

夏希は指を二階に向ける。

「よし、」

夏希をお姫様だっこして階段をあがる。
夏希の部屋のベッドにそっと夏希を置く。
「おやすみ。」

軽く口付けをして部屋を出ようとすると

「けいたぁ…」

呼び止められる。

「ん? 」

「大好きぃ…………」

ドキッ!!!
やべぇ…………
可愛すぎる…

「俺も…好きだよ。」

「………慶太…………あの………一緒に…………寝よ?」

?!?!!!???
どした?今日の夏希は超甘なんだけど…
超可愛すぎ…

「…だめ?」

ダメなわけねぇよ!
つか、いいのか?

「一緒に…寝るか…うん。
< 34 / 39 >

この作品をシェア

pagetop