最低男との結婚
けれど・・・・


「優奈、今日帰りに
お詫びに
何でも奢るから!」


「は?え?だから
亜子は悪くないって・・・」


「いいの!」


そう言いながら
教室を出ると同時に
私の腕を引っ張り掴んで離さない。


そして・・・・


靴箱には

亜子の彼氏らしき人と、
創平君の姿。



「え?亜子?な、何?」


その姿を見て
亜子と2人だと思い込んでた私は
思わず足を止めた。



「だから、お詫びに
何でも奢ってくれるって」



「は?」


「ぶっちゃけ・・・創平君
優奈の事、お気に入りらしいの」


「は・・・?」


それは、私の気持ちは
無視なのでしょうか・・・?



「さすがに、最初で2人きりってのは
私達の反省すべき点だったしね・・・
しばらくは、グループ交際的がいいかもって話し合ったの」



やはり私の気持ちは
関係ないらしい。
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