最低男との結婚

気持ちの温度差

昨日から、本当・・・

結婚したなんて到底思えないほど
放置されすぎて

何してんだ、私・・・・


と、自問自答してしまうのは
当たり前の事であり、


一人で考える時間は
有り余るほどあるという現実に


考えることすら
バカらしくなってしまう。


大きくため息を一つこぼし


諦めて、ようやく

立ち上がると

下へと降り、道路へと出た。

7時過ぎだということもあり

まだ制服姿の学生が見えるけれど、



どこからともなく

夕飯の匂いが漂ってきて

お兄ちゃんに言われたように

ホームシックになってしまってる。




・・・・おなかすいたし。



寒いし・・・・。

家の中入れないし。

連絡とれないし。


友達のとこ行くにも

電車乗って一時間かかるし。



知らない地で、孤独というものほど

心細く、不安なものはない。


そして、頼れるはずの

一般的に言う

旦那という人物の事を

何も知らないという私にも

自業自得という言葉は否めない。



< 93 / 275 >

この作品をシェア

pagetop