冷徹ドクターに甘やかされてます
ー…
「何その変な絆創膏」
ある日のバイト中、不意に怪訝な顔で呟いたのはこの病院に入院している茶髪の高校生・久志くん。
右足にはギブスをつけ、腕や頭に包帯を巻いている彼は半月ほど前バイク事故でここに運ばれてきてそのまま入院となった。
そんな彼の視線の先には、私の右手人差し指に巻かれた可愛いクマさんの絆創膏
「あ、これ?これはねー…春田先生からの愛!」
「へー…ペラペラで小さい愛」
「うっうるさい!」
何事もストレートに言う久志くんに、私は口を尖らせては掃除場所である入院病棟の廊下…久志くんの病室の前をモップでこする。