冷徹ドクターに甘やかされてます
(…本当元気だな)
あの元気はどこから湧いてくるのか…
はは、と苦笑いをこぼしては自分の仕事である検診を再開した。
彼女は、まぁ可愛い顔をしている子だとは思う
愛嬌もあるし、人見知りをしないから誰とでも話せる。いつも素っ気ない態度を取りがちな俺にすら、ガツガツと話しかけてくるくらい。
時々やかましくも思うけれど、その明るさが場の空気を良くするのも事実だ
そんな彼女は、もうかれこれ数年
俺のことが好きなのだという
「ねーねー、はるたせんせー」
そうしていると一人の女の子は俺の白衣の裾をくいっと引っ張り俺を呼ぶ。