冷徹ドクターに甘やかされてます
「…?」
「目、腫れてる」
「あ…昼間泣きっぱなしだったから。ブサイクだよねぇ」
「あぁ、お前の泣き顔はひどいよな」
「えぇ!?」
「けどまぁ、目が腫れてようとそうやって笑ってれば可愛いよ」
「……」
そして目元を軽く指でこすってはその手を離し、ドアへと向かって行く。
「部屋にいるから何かあったら呼べ。仮眠も取れよ」
小さく呟いてはドアはバタン、と閉じられた
「……」
残されたのは、眠る灯と熱い自分