SUMMER SCHOOL!!



『だから、留年の危機なんだよ
頼むから何とかしてやってくれないか?』




この通りっ!と


手を合わせてきた担任を見ると


同情したくなった。




『わかりました』



しかたねぇな………


あいつのためなら

いくらでも教えてやるよ………






と、俺は杏樹の先生をすることになったのだ。





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