記憶
―結衣子's diarly―

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2006年4月1日
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今日から、私は日記を書くことに
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した。
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なぜなら、恋をしたから。
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家庭教師に来てくれている先生
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のこと、好きになったみたいなん
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だよね。出来るだけ、ちゃんと書
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こうと思う。
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―私がこの日記を書き始めた日


 私があなたに恋をした日―


 

―今も捨てることなどできない


 大切な、あなたとの思い出たちが


 ここには全部


 詰まっているから―




―ねぇ、今でもこれを読むたびに


 私の選んだ道は


 本当に良かったものなのかと…


 不安になるよ。
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