大事なものは、いつでもそばに
一人で乗り込んだ北海道の地は本当に寒く、真っ白だった。まるで、これからの私のよう…

私の運命を左右する試験を、私は全力で受けに行く。

もう行くしかない。

心細い気持ちや寂しい気持ちが入り交じる中、私の足は目的地へと向かっていた。



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