恋の作り方

男遊び

そんな時に私は同じクラスの男子に告白された。

「俺、梅田のことずっと好きだったんだ。付き合って欲しいんだけど…。」

私はどうでもよかった人生にピリオドを少しでも打とうと告白をOKした。


それからの毎日はすごく幸せだった。
手を簡単に握れて抱き合えて。

温もりが直に感じられる時間を見つけたから。

でもその時間はすぐに終わりを告げた。

原因は男子側の浮気だ。
でも別れても私の身体は温もりを欲し続けていた。


とにかくこの冷たい気持ちを埋めたかった。
私はそこから男遊びが激しくなり、今にまで至る。

未だにその無限ループからは抜け出せていないんだ。


< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop