恋の作り方
そんな声がして視線を向けると、ちょっと小柄な男子が背中を壁に預け、こちらを見ていた。

その容姿はとても整っていて可愛かった。
ふわふわの毛並な茶髪、くりくりとした大きな目、白い肌。

こんな子見たことないなあと思いつつ、
「何の用?」
と聞いてみた。

「智美ちゃんは本物の恋を知らない。」
と言ってきた。

初対面の癖に何言ってんのと思いつつ次の言葉を待っていた。

「僕が智美ちゃんに本物の恋を教えてあげる。で、僕に惚れさせてみせるから」

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