一生の恋バナ

迷走




それから2週間後…


だんだん暑さも抜け9月になった。



いつも通り朝ごはんを


食べていた。


絢香『悪いんだけどさ…美紅と誠で駅の近くの

デパートまでタオルを

買いに行ってもらえないかな?』


私『いいけど…デパートって遠くない?

近くのデパートでも…』


れいら『駅の近くのデパート

今日安売りだからかなっ

それと、6時の電車に乗って帰ってきてねっ』


私『私はいいけど…誠は?』


誠『俺も別にいいぜ?』


そうして、れいらと絢香に言われたとおり


私と誠は駅の近くのデパートへ


デパートの中に入ると


安売りということで人がいつもの


4倍くらいはいる。


私達は入口で止まってしまっていた。


私『人…やばいね。』


誠『さすが、安売りだな

ちょっと美紅待ってろ』


私『うん?

えっ!誠!?』


誠は人ごみの中に消えていった。


私も急いで追いかけて行ったが


人が多すぎて前に進めない。


私はしばらく人にもみくちゃにされていると


『おい美紅っ』


と手を引っ張って脱出させてくれたのは


誠だった。


誠『大丈夫か?』


私『ハハハハ…なんとかね…』


誠『だから、待ってろって言ったんだろ』


私『でも…あっ!それって…』


誠『タオルラスト3つだったから買ってきた』


私『えっありがとう!!』


誠『まあ、結局美紅も人ごみ巻き込まれて

髪ぐちゃぐちゃだけどな』


私『えっ!?

もうっ早く言ってよっ』


誠『ごめんごめん

てか、まだ時間あるから適当に

そらへんぶらぶらするか』


私『うんっ♪』


そうして、私達はデパート近くを探索し


6時の電車に乗って帰った。



< 132 / 156 >

この作品をシェア

pagetop