一生の恋バナ

おかえり




れいら『美紅、親友だと思ったときないとか

言ってごめん…

本当は世界一大好きな親友なの…』


れいら…


私ね、何となくわかったんだよ。


れいらは私に


早く記憶を取り戻して欲しかったんでしょ?



夢で、れいらが扉の前にたっていたのは


そういうことでしょ?


過去にしばられていたのは


私の方ではなくてれいらだったんだね。




私『れいら…

私も大好きっ

今まで…怖かっよね…

でも、もう大丈夫だよ

自由になってもいいんだよ』


それを聞いたれいらは


さらに、大声で泣き始めた。


れいらが解放された瞬間だった。


絢香『私も混ぜてよっ』


そうして、3人で抱きしめあっていると


陽介『3人とも、ずりーぞっ

俺もっ♪』


絢香『やめてー!きもちわるいー!』


陽介『うわ…好きな子からそんなこと

言われんのきついわーっ』


絢香『ざまあみろっ…って今なんて!?』


陽介『だから、俺は絢香のこと好きだよって』


絢香『し、信じらんない!』


陽介『えっ!』


絢香『私から言おうと思ってたのに…』


れいら『ふふふふふっ♪』


絢香『あっ!れいら笑ってるし!ひどーいっ』


れいら『ごめんごめんっ…

それよりも…私は落ち着いたから…

美紅は類のとこ行ってきなよ』


私『れいら…』


れいら『いいから、早くっ

その辺で私のこと探してるんじゃない?

きっとすぐ見つかるよっ』


私『ありがとう…!』


そして、誠の横を通るとき


誠『美紅、頑張れ』


そう言ってくれた。



例え、どんな結果だろうと…


私は類に伝えなきゃ。

< 143 / 156 >

この作品をシェア

pagetop