一生の恋バナ

はじまり



ようやく家に着き


私『ただいまーっ!』


お母さん『美紅、おかえり』


お父さん『見ないうちに…綺麗になったな…』


お父さんはすすり泣いている。


お母さん『ちょっと、お父さん泣かないって

決めたばっかりでしょう』


私がくすくす笑っていると


お母さん『美紅、何笑ってんのよ~』


私『いや、相変わらずあつあつだなって…』


お母さん『そ、そんなことないわよっ

とりあえず、風呂入んなさいっ

明日学校で早いからね!』


私『はいはーいっ』



そして、夜…


私『お母さん、お父さんありがとね』


お父さん『しげるに聞いたのか…』


私『うんっ…

記憶も取り戻せたし…楽しかった』


お母さん『なら、良かったわ

でも、類くんのこと…』


私『大丈夫…

いつか…きっと会えるよっ』


お母さん『そうだねっ

じゃあ、そろそろ寝なさいっ

あなたも、きっと来月には有名人に

なってるからね…』


私『うんっ…

おやすみなさいっ』


『『おやすみっ美紅』』


< 151 / 156 >

この作品をシェア

pagetop