柔らかい風に
柔らかい風に
柔らかい風に誘われて

黒髪をなびかせて
ザワザワざわめく草原に佇む


あの人と初めて触れ合ったこの草原


サラサラと小川のせせらぎに耳を傾ける

優しく流れる小川の向こうで

あの人が手を振っている


いつもと同じ柔らかい微笑みで…

まるで頬をつたう…この柔らかい風のようだ…



柔らかい風に誘われて…

あの人の元へ駈けて行く



そうだ!
今日は二人の記念日

三度めの春だね…
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

銀狼と愛犬

総文字数/2,651

ファンタジー6ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop