Witch and Vampire ―恋物語―
「この学校は実力主義だからな。大体できるやつなんだ。目で判断できたりしてしまう。」

「例えば、どんな風にだ?」

「ソラは相当強いからだろうな。魔力が若干出てしまっているんだ。微量でも、わかる者にはわかる。なかには匂いで判断できるやつもいると聞く。」

「どうすればいい。」

「制御の技術をつける、隠す呪文を増やす、身体をばれないようにコーティングくらいか。」

「コーティング?」

「塗装と同じようなものだと思えばいい。家の人に聞いてみろ。」

「わかった。」

「だから、言葉遣いが荒くなっているぞと言っている。」

「すまん。もう、面倒なんだ。」

「おい。」

と、ここでルークが戻ってきた。

「あれ、二人ともまだ食べてなかったのかい?」

「少し話していたので。」

「ルークさん。このあとの予定はなんですか?」

「このあとかい?んー。じゃあ、課外活動とか、行事の説明をするよ。」

「学長には普通なんだな。」

ディランがなにか呟いたが、ソラは気にせず、サンドイッチにかぶりついた。

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