どうしてこうなるの?私達の日常生活

「営業部の小中向日葵。彼女、かなりやり手だよね。」
「そうなんですか?男性率70~80%の営業部で、チヤホヤされてるだけじゃないんですか?」
「いや、すごい子だよ。入社試験の時は、そう思わなかったんだけどな。」
「部長って前は人事部にいたんですよね?」
「そうだよ。」

「ってことは・・・。」

思い出そうとした桜に、城島は寂しそうにこう言い放った。



「覚えてて欲しかったな~(泣)小島さんの面接官、俺だったんだけど・・・。」



その言葉で、桜はすべてを思い出した。

「・・・真ん中に座ってた・・・」
「うん(笑)」
「メガネ・・・(怯)」
「そう(笑)」

「うそでしょ~!!」
「うそじゃないよ(笑)」

そういいながら、城島はパスポートを見せる。そこに写っていたのは、桜の知っている城島の姿・・・。

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