カラッポの君-恋計画-

「……っ…」

涙が溢れる。

あたし、恐かったんだ。

「うう……」

セーターに顔をうずめて、こっそり泣いた。



カタン―

何もない。

キッチンにも、棚にも、生活用品がない。

「どうやって暮らしてんだろ?」

ワタルとテツの部屋にあった食料は、カップ麺のみ。

まさか毎日これなのかな。

「……なるほど」

あの大量のカップ麺の謎が解けた。

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