『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
固いコルセット状のベルトが胸に巻かれていて、それをはがそうとするとベッドからわざと転げ落ちる。
「大丈夫ですかっ! 」
「女は出てけっ! 」
看護士さん達を追い出して、先生と3人だけになる。
あたしには全ての事情が飲み込めた、万里也は女だったのだ。
「診察してもいいですか? 」
「先生、あの……ここで見た事は秘密にして下さい」
「は、はあ」
「万里也君、お願い。あたしも秘密にするから」
両手を合わせてから、大人しくしている万里也の胸に巻かれたコルセットを外し、診察を受けさせた。
「大丈夫ですかっ! 」
「女は出てけっ! 」
看護士さん達を追い出して、先生と3人だけになる。
あたしには全ての事情が飲み込めた、万里也は女だったのだ。
「診察してもいいですか? 」
「先生、あの……ここで見た事は秘密にして下さい」
「は、はあ」
「万里也君、お願い。あたしも秘密にするから」
両手を合わせてから、大人しくしている万里也の胸に巻かれたコルセットを外し、診察を受けさせた。