『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
すっとぼけたコメントはさておき、リング上の試合ですが、今、ママが高級ウィスキーを作り始めました。
何と、ダブルです。
水割りじゃありません、いくらお客様から頂いたものでも、それは1本ン万円ですよ。
「酔わそうとしてるわねー」
「ですね、ママとしてはこの試合に早くカタを付けたい所でしょう」
「おいしそー」
向島先輩は勧められて困っております、彼の月給はいくらやり手でも、この高級ウィスキーのお勘定をするには厳しいものがありますからね。
あーっと、今、ハンドサインが出ました。
これより先のお勘定は、自分持ち!
経営者ならではのエゲつない作戦です。
「いやー、恐ろしいですねー、お勘定自分持ちは」
「蘭子さんにはマネ出来ない技だわ」
「えー私もー出来るぅー」
対する蘭子さんも負けてはおりません、今、特上フルーツ盛り合わせをオーダーしました。
「確か3万だっけ? 」
「特上は5万ですね」
「私もーお願いしまーす」
何と、ダブルです。
水割りじゃありません、いくらお客様から頂いたものでも、それは1本ン万円ですよ。
「酔わそうとしてるわねー」
「ですね、ママとしてはこの試合に早くカタを付けたい所でしょう」
「おいしそー」
向島先輩は勧められて困っております、彼の月給はいくらやり手でも、この高級ウィスキーのお勘定をするには厳しいものがありますからね。
あーっと、今、ハンドサインが出ました。
これより先のお勘定は、自分持ち!
経営者ならではのエゲつない作戦です。
「いやー、恐ろしいですねー、お勘定自分持ちは」
「蘭子さんにはマネ出来ない技だわ」
「えー私もー出来るぅー」
対する蘭子さんも負けてはおりません、今、特上フルーツ盛り合わせをオーダーしました。
「確か3万だっけ? 」
「特上は5万ですね」
「私もーお願いしまーす」