眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔
意地悪な彼
『あぁぁぁぁもー……!』
『っ!?なに、いきなり!』
いきなり叫ぶ私を
驚きの顔で見つめる雪恵
周りだってこっちを見てます。
でも、
今は、そんなことどうでもいいの
私、とんでもなくやらかして
しまいました。
何告白しちゃてるんでしょう
何キスかましちゃってるんでしょうか
“私を……見てください”
なんて言葉を………。
馬鹿。馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿。
『ねぇ雪恵。私、馬鹿だ』
『は?なによ、知ってるけど』