永遠(とわ)に果てぬ愛



「たぶん怜央もだけど、昨日の今日で接触してくるとは思わなかったから」



オレもそれに頷く。

もう少し経ってからだと思っていた。

それだけ、あの女は我慢の限界だったのか。



「それだけ、あの子にとって和奏は邪魔だったんじゃないの?」



深町も同じようなことを考えていたみたいで、淡々と言う。

それから、直輝から離れてオレに近づいてくる。



「あんたらが必要だと言ったから、黙っているけど……」



そう言いながら、オレの胸ぐらを掴んできた。



「和奏を傷つけるようなら許さないから」



顔を近づけ、迫力のある睨みをきかせる。

渋々許可を出した深町は、心配で仕方ないらしい。




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