永遠(とわ)に果てぬ愛



「ひゃっ……ん」


「ふうん、キスと胸だけで十分濡れているな」



いつの間にか、怜央は私の大事なところを指で撫でていた。

胸の時とは比べものにならないぐらい、甘い声が止まらない。

恥ずかしくて手で口を押さえるけど、それに気づいた怜央にどけられてしまう。



「声は我慢すんな。オレしか聞いてねぇから」



そう言って、キスをする。

怜央のキスは、麻薬だと思う。

家に行った最初の日からキスされて、ことあるごとにされ続けた。

今では、もっとして欲しいとさえ思う。

……絶対に言わないけど。



「たぶん、大丈夫だと思うけど……痛かったら言って」



そう耳元で囁かれて、えって聞き返そうとしたとたん、


「あっ…んっ」


何かが私を貫いた様な気がした。




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