永遠(とわ)に果てぬ愛
和奏の手を握ると、言葉通り緊張しているみたいで、手が震えている。
「大丈夫だ。変なヤツはいない。
御崎は立入禁止にしているからいない。他のヤツは、口出しするようなもんいねぇし。和奏が知っているヤツだっている」
「え?」
そのタイミングで、控え室の扉がノックされた。
控え室とか用意されている時点で、普通のパーティじゃない。
もう、結婚式なんじゃないかと思うぐらいだ。
和奏が今着ているのだって、ただのパーティドレスよりも華やかだ。
完全に、母さんの趣味さけどな。
そう思いながら扉を開くと、勢いよく人が入って来た。
「和奏ー!」
「え?あ、莉奈?」
どうやら、入って来たのは深町だったらしく、戸惑う和奏に抱きついている。