愛なんかないわけないから
愛してやる。 °*廉side*°。


ガラッ


「……。」

目に入ったのは一人の寝ている女。


無防備すぎる。

ここは、音楽室。

うちの学校には音楽がなくっなって誰も使わなくった。

疲れた時に調度いいと思って少し前から利用してた。

今日だって、女に無理矢理色んな事をせがまれた。

全て拒否ったら泣くし。

本当良いように出来てるよな。

まぁ、楽しいから良いけど…


最近、そんな日常に飽きてきたのも確かな事。

愛もないのにキスをし、

愛もないのにキス以上の事をする。

周りからみたらただのクソヤロウ。


…そんな事を考えていたら俺はいつの間にか
夢の中だった。








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