Always

Side.M*Together forever*

風吾さんと仲直りした。

キスをして、抱きしめられながら何度も思った。

もう風吾さんの手を離さない、って。

ずっと、ずっと風吾さんの手を繋いで行こう。

私も、もうあなたの手を離さないから。


「久しぶりですね、萌さんの家でご飯をごちそうになるのって」

仕事が終わり、一緒に私の家へ向かいながら風吾さんが言った。

もちろん、手は繋いでいる。

「私も風吾さんとご飯を食べるのが楽しみです。

その前にスーパーへ行ってきてもいいですか?

最近、コンビニ弁当で済ませてばかりだったので…」

そう言った私に、
「いいですよ、一緒に行きましょうか」

風吾さんが笑いながら言った。
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