俺様狼×私

ライバル?!



キーンコンカーンコン

「以上で今日の授業を終わりにする。気をつけて帰れよ!!」

先生のこの言葉でみんな帰っていく。

俊「ちょっと待っててくれる?!俺、先生に呼ばれてんだわ……」

夢「分かった!!ここで待ってるからね。」

俊「おぅ」

私は教室で待つことにした。

「あなたが俊くんの彼女の夢伊って子?!」

前を見ると鞠唖ちゃんが立っている。

夢「あっうん!!」

鞠「何だー。たいしたことないじゃない!!」

夢「はい?!」

鞠「私、俊くんのこと一目惚れしちゃったみたいだから貰うから。あなたから奪ってあげる」

えっっ

鞠唖ちゃんはそれだけ言うと教室のドアのところに行く。

ちょうど良く俊が入って来た。

鞠「バイバイ。俊くん。」

そういうと教室から出ていった。










私は放心状態。
やだよ。俊は、俊だけは絶対渡さないんだから!!

「粒咲と何の話ししてたんだ?!」

「………」

「夢伊?!……夢伊!!」

「へっ?!あっ何?!」

「粒咲と何の話ししてたんだ?!って聞いたんだよ。」

「えっ?!な、何でもないよ」

とりあえず嘘でごまかそう!!
< 25 / 66 >

この作品をシェア

pagetop