*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
「じゃあ歌手の皆さんはこちらに並んでくださーい」

『っ……』


うぅ……き、緊張する…


あたしは緊張のあまり、ロボットのようにカチカチになりながら、とりあえず並んだ


すると


「では、順番を決めるために今からくじを引いていただきます。なので順番にくじを引いていってください。」


そう言うと係の人はくじを配り始めた


「はい。引いてくださーい。」

『は、はい……』


あたしは震える手を必死に押さえながら箱に手を入れ、くじを引いた。


な、何番なんだろう……


あたしは恐る恐る手のなかにある紙を開いた


すると


< 153 / 219 >

この作品をシェア

pagetop