*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
あたしは髪を結んでジャージに着替えるとリビングに出た


キッチンを覗いても隼人の姿はない。


よし。勝った笑


あたしはテーブルの上にランニングに行く事を書いた紙を置いて玄関を出た


朝の風はすごく気持ちがいい


あたしは軽く体操を済ませ走り出した


この前はここがどこなのかもわからなかったのに、もう随分遠くに行ってもちゃんと家に帰れるようになった


それぐらい、隼人といた時間は長くなってたんだな……


考えてみると本当に長いことがよくわかった


『これからも…ずっと一緒にいれたらいいのに……』


でもそれは叶わない願い
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