*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
もし今あたしが変な病気に掛かっているんだとしても歌い終わってから死のう!!


そんなことを一人で決心していると


「「「ありがとうございました!!!」」」


白雪姫の劇が終わった


とうとうあたし達の出番


「莉乃」

『ん?』

「思いっきりやればいいからな。何も考えなくていい、莉乃らしくやれ。な?」


そう言って隼人はあたしの頭にポンッと手を置いた


『うんっ!!』


隼人もこんなに協力してくれたんだし……


絶対成功させる!!!


「次の人どうぞー!!」

「……じゃあ、行くか?」


そう言ってニッと笑う隼人


『うん』


そんな隼人にあたしも笑い返した

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