たった一つの願いをこめて
部屋の明かりをつけずに、暗い部屋の中ルルはしゃがみこみました。
小さな体をきゅうっと縮こませて、窓から差し込む月明かりをボーっと見つめています。

「ルルは違うんだ・・・」

目の前に置いてあるガラスの花瓶に映る自分の姿。
ルルは顔を隠すように二つの小さな手のひらで覆いました。
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