黒蝶
その名は、大虎 樹。当時8歳だった

「こんにちは。大虎 樹です。」

「…」

蓮華は極度の人見知りだった。
お父様の足元に隠れていた。

「蓮華、お父さん達は大人の話をするから樹君と遊んでいらっしゃい」

「…うん」

蓮華は大人しく頷いた

「蓮華ちゃん、行こっ‼︎」

樹に手を引っ張られていった
< 18 / 123 >

この作品をシェア

pagetop