*瞬恋*
2。

過去




あたしと琥珀の関係。
それは、“幼馴染み”なんかじゃなくて…もっと、“特別な関係”。



ー4年前ー 冬

……………………



「…琥珀? 家が隣だからっていって、わざわざあたしと帰んなくてもいーんだよ?」

「莉宇ちゃん、僕が一緒に帰りたいから帰ってるだけだよ。」

「でも… 付き合ってると勘違いされてるかもしんないし…」

「僕はそれでもいいと思ってるよ。」

「…え?」





「莉宇のことが好きってこと!! 」


それだけ言って、帰り道はまだあるのに、琥珀は無言で…


でも、琥珀は自分の手とあたしの手をからめてきて少し不自然だったけど手をつないだ状態になった。

横を見ると、琥珀は自分から、手をつないできたのに顔を真っ赤にして目をあわそうとしないから、ちょっとそーゆーのもありかな、とか思っちゃったり。






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