はちみつれもん
天使が舞い降りてきた

「とうとう高校2年か…」

高校生になってからあっという間に
一年が過ぎ、俺、八野龍哉は
高校2年になった。

今まで特に変わったこともなく、
中学から続けてるバスケを
放課後に毎日集中する日々。

まあ強いて言うなら…

「は…八野くん…おはよう///」

またか…最近多くてイラつく。

だが、俺のキャラ上、そんなふうに
キレるなんてあり得ない。


「おはよう。牧野さん」


満面の笑みでそう返す。

気がつけば俺は
みんなの中で王子キャラに
なってしまった。

少し面倒ではあるけど、
まあ悪く思われないなら
それでいいか、なんて思っている。

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